現地時間6月18日に行なわれた北中米ワールドカップのグループステージB組第2節で、開催国の一つであるカナダが、前回大会の開催国カタールと対戦した。前半から得点を重ねたカナダに対し、カタールは前後半に退場者を出して9人となる苦しい展開。余裕の試合運びで大勝したカナダが、ワールドカップ通算8試合目にして悲願の初勝利を挙げた。

上写真=カナダは前半アディショナルタイム、J・デイビッドがこぼれ球を押し込んで3-0とする(写真◎Getty Images)

■2026年6月18日 北中米ワールドカップ・グループステージB組第2節(バンクーバー)
カナダ 6-0 カタール
得点=(カナ)ラリン、J・デイビッド3、サリバ

カタールは防戦一方に

 守りを固めてカウンターを狙うカタールに対し、カナダが立ち上がりから押し気味に進める。16分にはエウスタキオが右サイドを突破してクロス、J・デイビッドの右足ボレーをカタールGKアブナダがはじいたこぼれ球を、ボスニア・ヘルツェゴビナとの初戦で同点ゴールを決めているラリンが押し込んでスコアを動かした。

 カナダは飲水タイム明けの29分にも、ブキャナンのシュートが相手選手に当たってエリア内に浮いたところを、J・デイビッドが右足ボレーで蹴り込んでリードを広げた。さらに31分、抜け出したブキャナンがカタールDFアフメドに背後から倒される。最初の判定はカナダのPK、アフメドに警告だったが、VARチェックの結果、アフメドの接触はエリア外だったとしてPKが直接FKに変わり、アフメドは退場となった。

 なおも攻めるカナダは前半アディショナルタイムの45+3分、右からのクロスをラリンがヘッド、GKがはじいたところをJ・デイビッドが押し込んで3点目。相手が10人になった上に3点差をつけ、前半で大勢が決した。

 カタールは51分、マディボがカナダMFコネのボールを奪おうとしたファウルで警告を受けたが、退場に変更となって9人に。このプレーでコネは重傷を負ったとみられ、ピッチ内での長い治療を経て担架で運ばれるアクシデントもあった。

 防戦一方のカタールに対し、カナダは64分にコネに代わって出場したサリバが直接FKを決め、75分にオウンゴールで5点目、後半アディショナルタイムにJ・デイビッドがハットトリック達成の6点目。過去に出場した1986年メキシコ大会と前回カタール大会では全敗だったが、初戦の引き分けでワールドカップ初の勝ち点を奪ったのに続き、地元の大観衆の前で悲願の初勝利を挙げた。


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