上写真=PK戦を制して勝ち上がった三ツ葉キッカーズA(左)と後半の4得点で快勝したHUMAN FC A。どちらが勝っても初優勝となる決勝の顔合わせとなった(写真◎高野徹、石倉利英)
12日の決勝はアンダーアーマー菅平サニアパークで
1982年にプレ大会が開催されたサッカーマガジンカップは、翌83年の第1回大会から今年で43回目。まだ日本でサッカーがマイナースポーツだった冬の時代に競技の普及・発展のために立ち上げられ、近年は大学の準体育会・同好会・サークルの日本一を決める大会と位置付けられている。
代々の選手・女子マネジャーに『マガ杯』『マガジン杯』の愛称で親しまれており、今年は64チームが参加して8日に開幕。8日と9日の予選リーグを経て10日からトーナメントに突入し、11日午後には優勝を争う決勝トーナメントの準決勝が行なわれた。
同志社大学三ツ葉キッカーズAと奥ヤマンチェスター夢テッ斗の第1試合は、前半に三ツ葉キッカーズが先制するも、後半に反撃に転じた奥ヤマンチェスター夢テッ斗が残り6分で追いつき、1-1でPK戦へ。三ツ葉キッカーズは先攻6人目でGK木塚友裕がキックをストップすると、後攻で自らキッカーを務めて成功し、決勝進出を決めた。
早稲田大学HUMAN FC AとFCもこもこ高幡不動店の第2試合は、HUMAN FCが前半から押し気味に進めたものの、FCもこもこが粘り強い守りで防ぎ、スコアレスで前半を終えた。だが後半立ち上がりにHUMAN FCが先制点を奪うと、たたみかけて4得点のゴールラッシュ。4-0の快勝で決勝に駒を進めた。
同志社大学三ツ葉キッカーズAと早稲田大学HUMAN FC Aは、どちらが勝っても初優勝。12日の決勝は13時から、アンダーアーマー菅平サニアパークで行なわれる。今大会の結果およびトーナメントの組み合わせは大会公式インスタグラムで順次更新している。
取材◎石倉利英 写真◎高野徹、石倉利英
大会公式インスタグラム
[開催概要]
●大会名:第43回サッカーマガジンカップ オープン大会2025
●会場:長野県上田市・菅平高原内芝生グラウンド
●主催・運営:株式会社毎日コムネット
●後援:株式会社ベースボール・マガジン社
●協力:上田市、菅平高原観光協会、菅平高原旅館組合、菅平高原グランド部会
●特別協賛:株式会社EVE JAPAN、株式会社ZIPAIR Tokyo、他


