FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第3節が行われ、グループFのボルシア・ドルトムント(ドイツ)と蔚山HD(韓国)が対戦した。前半にダニエル・スベンソンが挙げた1点を守ったドルトムントが勝利を収め、グループ首位でラウンド16に進んだ。

上写真=冷静にシュートを放ち、決勝点を生み出したスベンソン(写真◎Getty Images)

■2025年6月25日 GS3節・F組(@TQLスタジアム)
ドルトムント 1−0 蔚山
得点:(ド)ダニエル・スベンソン

20本以上のシュートを浴びせる

 均衡を破ったのはドルトムントだった。36分、相手を押し込んだ状態で連続攻撃を仕掛けると、最後はボックス内ジョーブ・ベリンガムの横パスを受けたダニエル・スベンソンがシュート。スコアを動かした。

 その直後も左サイドを破り、カリム・アデイエミのクロスをゴール正面からパスカル・グロスが左足で狙った。完璧な崩しだったが、これは蔚山のGKチョ・ヒョヌがビッグセーブで逃れる。

 その後も優位に試合を進めたドルトムントは20本以上のシュートを打ったが、蔚山も粘りを見せてゴールは許さなかった。試合は1−0で決着。ドルトムントが勝ち点3を積み上げ、他会場でマメロディと引き分けたフルミネンセをかわして首位に立ち、ラウンド16進出を決めた。

 一方の蔚山は3連敗。勝ち点を手にすることなく、大会を去ることになった。


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