FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第1節が行われ、グループFの蔚山現代(韓国)とマメロディ・サンダウンズFC(南アフリカ)が対戦した。試合はイクラーム・レイナーズが前半にスコアしたゴールでマメロディが勝利。大きな勝ち点3を手にした。

上写真=決勝点をスコアしたレイナーズ(右/写真◎Getty Images)

■2025年6月17日 GS1節・F組(@オーランド・シティS)
蔚山現代 0−1 マメロディ・サンダウンズFC
得点:(マ)イクラーム・レイナーズ

ボールを握り優位に試合を進める

 天候の影響で試合開始時間が1時間、遅れた試合は、マメロディがボールを握って優位に進めた。蔚山も堅い守備から反撃に転じる戦い方で対抗したが、先制点をつかんだのは前向きな姿勢を貫いたマメロディの方だ。

 29分に右CKからニアに飛び込んでレイナーズが押し込んだゴールは手に当たっていたと判断され、取り消されたが、36分にルーカス・リベイロのスルーパスに抜け出してネットを揺らした。

 その3分後、39分にも鋭い抜け出しからレイナーズがこの日2点目をゲットしかに見えたが、今度はオフサイドの判定でゴールはならず。それでもチームの得点源がその力をまざまざと見せつけ、マメロディが試合をリードした。

 何とか追いつきたい蔚山も選手を次々に交代させながら勝機を探ったが、最後までゴールは遠いまま。レイナーズがあげた1点が決勝点となり、国内リーグ8連覇中の勢いそのままに、マメロディが初戦で勝利を飾った。


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