UEFA EURO2024は現地7月9日、準決勝が行われ、ミュンヘンではスペインとフランスが対戦した。前半8分にフランスが先制するもスペインが21分、25分とネットを揺らし、すぐに逆転。試合はそのまま2−1で決着し、スペインは3大会ぶりに決勝進出を果たした。

上写真=鮮やかな同点ゴールを決めたスペインのヤマル(写真◎Getty Images)

■2024年7月9日 準決勝(@ミュンヘン)
スペイン 2−1 フランス
得点:(ス)ラミン・ヤマル、ダニ・オルモ
   (フ)ランダル・コロムアニ

16歳362日、EURO最年少ゴール

 前半から試合が動いた。

 8分、エムバペの左クロスをコロムアニがヘディングし、フランスが先制。守備者の人数がそろっている中、点で合わせるような精度の高いプレーでゴールをこじ開けてみせた。

 だが、スペインは全く慌てなかった。5連勝でベスト4にたどり着いた地力を見せる。21分、右ウイングのヤマルがボックスの外から左足を振り抜き、ゴール左隅を射抜く。16歳362日というEURO最年少ゴールを決めて同点に追いついた。

 その4分後、ナンバー10が追加点を記録する。ヘスス・ナバスの右クロスがボックス内でこぼれたところ、ダニ・オルモが巧みなコントロールからシュートにつなげ、ネットを揺らす。3試合連続となるゴールは貴重な逆転弾になった。

 その後、フランスも必死に攻めに出るが、スペインは集中した守備とパスワークでゲームをコントロールし、決定的な場面を作らせず。そのまま2−1で押し切り、3大会ぶりの決勝進出を決めた。


This article is a sponsored article by
''.