上写真=PK戦を5−3で制したイングランドが準決勝進出を決めた(写真◎Getty Images)
■2024年7月6日 準々決勝(@デュッセルドルフ)
イングランド 1−1(5PK3) スイス
得点:(イ)ブカヨ・サカ
(ス)ブレール・エンボロ
サカの鮮やかなゴールで追いつく
先制したのはスイスだった。試合終盤の75分、エンボロがネットを揺らす。ボックス右からエンドイェが送ったクロスはイングランドのDFに当たってややボールが流れるが、体を投げ出すようにして右足を伸ばし、ゴールに流し込んだ。
好調スイスのフォーメーションに合わせて3−4−2−1で臨み、相手の攻撃を封じ込んできたイングランドだったが、失点場面では人数はそろっていたものの、連動する相手についていけなかった。
追う立場になったイングランドは80分、サカが個人技でチームを救う。右サイドでパスを受けると、カットインから左足を振り抜き、逆サイドのネットにシュートをねじ込んだ。
スイスもまたボックス内に守備者の数がそろっていたが、サカのスキルフルなシュートを抑えることはできなかった。
試合は1−1のまま、90分では決着がつかず。スペイン対ドイツ、ポルトガル対フランスに続き、準々決勝の3試合目も延長戦に突入した。
互いに選手を交代させながら次の1点を目指す。だが、15分ハーフの延長戦でも勝者は決まらず、勝負の行方はPK戦に委ねられることになった。
迎えたPK戦では先攻のイングランドが全員成功したのに対し、スイスは1人目のアカンジがGKピックフォードにキックを読まれて、ミス。5−3でイングランドが勝利を収めた。前回大会でイングランドは決勝でイタリアに、スイスは同じく準々決勝でスペインでPK負けしていたが、イングランドは2大会連続でベスト4に進み、スイスは再び8強で涙をのむことになった。