ドイツで開催されているEUR2024で、デンマークとスロベニアが対戦し、1-1で引き分けた。前回大会で心停止も経験したデンマークの背番号10、エリクセンが技ありのゴールを決めたが、スロベニアもひるまず反撃。勝ち点を分け合った。

上写真=技ありの先制点をマークしたデンマークのエリクセン(◎Getty Images)

■2024年6月16日 グループステージ1節・C組(@シュツットガルト)
 スロベニア 1−1 デンマーク
 得点:(ス)ヤンジャ
    (デ)エリクセン

シェシュコの強烈シュート

 短い距離感でテンポ良くパスを回すデンマークに対して、4-4-2の布陣を敷くスロベニアはスライドや相手への厳しい寄せで対抗する。先に惜しいシュートを放ったのもスロベニアで、16分にはシェシュコが放ったミドルシュートが、デンマークゴールのわずか左に外れた。

 だが、その1分後にデンマークが試合を動かす。敵陣でスローインを得ると素早くリスタートし、ボックス内でビンドがヒールで流したボールを、エリクセンがつま先で押し込んだ。

 スロベニアが前半から狙っていた、相手最終ライン裏への長いボールが奏功したのは76分のことだった。相手DFに弾かれたが、こぼれ球にシェシュコが右足を強振。強烈なシュートはクロスバーを叩いたが、この流れで得たCKから、ヤンジャが同点ゴールを奪った。

 デンマークも3人同時交代などで再リードを狙うが、願いはかなわず。1-1の引き分けで、勝ち点を分け合った。

 


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