写真上:3回目を迎えたITフットサルリーグ。今大会には12社が参加し2日間にわたるリーグ戦を戦い抜いた(写真◎大賀章好)
優良IT企業12社が集結
IT業界の発展と企業間の交流を目的とするITスポーツリーグは1991年に発足し、野球、サッカー、テニスなど様々な種目の大会を開催している。毎年、秋から冬にかけて開催される「ITサッカーリーグ」は20年以上の歴史があり、2日間にわたって行われる「ITフットサルリーグ」は今年で第3回目を迎えた。今大会は、アイエックス・ナレッジ、日本ビジネスシステムズなどITサッカーリーグ常連組のほか、SPIN TECHNOLOGY、ソルパック、レノボ・ジャパンが初参加。さらに協賛社のキリンビバレッジを加えた計12チームによって争われた。
大会2日目は最高気温35度の猛暑日となったが、参加した選手たちはこまめに水分補給を行うなど、熱中症対策に気を配りながら炎天下でも溌溂とプレーした。予選リーグは6チームずつ2つのブロックに分かれ、総当たりのリーグ戦を実施し、aブロックはアーシャルデザインが5戦全勝で首位通過。bブロックは日本ビジネスシステムズが首位で勝ち上がり、それぞれ2位に入ったアイエックス・ナレッジ、DYMも決勝リーグのAブロックに進んだ。
上位4チームによって争われた決勝Aブロックは接戦の連続となったが、予選リーグで最多19得点を記録したアーシャルデザインがここでも自慢の攻撃力を発揮。初戦は打ち合いの末にアイエックス・ナレッジを4-3で下し、続くDYM戦を3-1で勝利すると、3戦目の日本ビジネスシステムズ戦も1-0で勝ち切り、見事に全勝優勝を達成した。
全日程終了後に閉会式が行われ、オフィシャルドリンクサブライヤーであるキリンビバレッジの松原庸治氏は、「私もプレーさせていただきましたが、この炎天下で皆さんが走り切ったことに対して拍手を送りたいと思います」と、まずは参加者たちを労った。それからチーム表彰に移り、総合優勝に輝いたアーシャルデザイン、2位のDYM、3位の日本ビジネスシステムズがトロフィーと記念品を受け取った。
個人賞のMIPはアーシャルデザインの園部浩希選手、ベストレディース賞はアーシャルデザインの内田茉衣選手が受賞。MIPの園部選手は大会2日目にチーム最多得点を挙げる大活躍を見せたが、「僕だけの力で取れた賞ではないので、みんなのおかげです」とチームメイトに感謝しきりだった。
閉会式の最後に、優勝チームを代表してアーシャルデザインの大里昌也選手がスピーチを行い、「これだけ熱く、楽しくプレーできたのは参加した皆様のおかげだと思っているので、フットサルだけでなく、ITスポーツリーグを一緒に盛り上げていければ幸いです」と、さらなる発展に期待を寄せ、第3回目を迎えたITフットサルリーグは終了した。
【大会結果】
★個人賞
MIP賞:園部浩希(アーシャルデザイン)/ベストレディース賞:内田茉衣(アーシャルデザイン)
★最終順位
優勝:アーシャルデザイン
2位:DYM
3位:日本ビジネスシステムズ
4位:キリンビバレッジ
5位:ソルパック
6位:アイエックス・ナレッジ
7位:テクマトリックス
8位:情報技術開発
9位:SPINTECHNOLOGY
10位:フォーカスシステムズ
10位:レノボ・ジャパン
10位:オープンアップITエンジニア(旧・夢テクノロジー)