大学サッカーのシーズン最後のタイトルとなる「MCCスポーツpresents 第71回全日本大学サッカー選手権大会」(インカレ)の2回戦が12月11日に行なわれた。1回戦をシードされた8チームが登場するも、うち4チームが敗退。元日に国立競技場で行なわれる決勝を目指し、ベスト8が出そろった。
上写真=新潟医療福祉大(白)が、びわこ成蹊スポーツ大との点の取り合いを制して準々決勝へ(写真◎藤田望)
関東第1代表の明治大も敗退
全国各地区の24チームが集まって8日に1回戦が行なわれたインカレは、中2日で2回戦を実施。関東の5会場で8試合が行なわれ、1回戦をシードされた8チームが登場した。
ブリオベッカ浦安競技場(千葉)では、びわこ成蹊スポーツ大(関西地区第2代表)と新潟医療福祉大(北信越地区第1代表)が対戦。1回戦で八戸学院大(東北地区第2代表)を破って勝ち上がった新潟医療福祉大が、26分にFW小森飛絢のゴールで均衡を破った。
シードチームのびわこ成蹊スポーツ大も31分にMF泉柊椰、33分にMF高見柊真が決めて連続ゴールで逆転するが、新潟医療福祉大も後半に入って63分、FW田中翔太が決めて同点。さらに76分にFW小森が自身2点目を決め、3-2の逆転勝利で準々決勝進出を決めている。
このほかのシードチームでは、明治大(関東地区第1代表)が仙台大(東北地区第1代表)に延長の末、1-2で敗れて敗退。筑波大(関東地区第3代表)は中京大(東海地区第3代表)に2-2からのPK戦で敗れ、法政大(関東地区第5代表)は常葉大(東海地区第2代表)に0-5に敗れ、シードチームの半分が姿を消した。
準々決勝は12月17日、準決勝は25日に開催。決勝は来年1月1日に東京・国立競技場で行なわれる予定となっている。