12月3日に行われたカタール・ワールドカップ、ラウンド16でオランダとアメリカが対戦した。オランダが前半に2点を先行すると、アメリカに1点を返されながらも、直後に突き放して3-1の勝利。一番乗りでベスト8進出を決めた。

上写真=ノックアウトステージでまずはオランダがアメリカを破ってベスト8へ(写真◎Getty Images)

■2022年12月3日 カタールW杯 ラウンド16(ハリーファ)
オランダ 3-1 アメリカ
得点者:(オ)メンフィス・デパイ、デイリー・ブリント、デンゼル・ダンフリース
    (ア)ハジ・ライト

ダンフリースが1G2Aの大暴れ

 ノックアウトステージの幕開けを告げる初戦。2勝1分けの勝ち点7でA組首位通過を果たしたオランダと、1勝2分けの勝ち点5でB組を2位通過したアメリカが激突した。

 前半3分にクリスティアン・プリシッチの決定的なシュートをGKアンドリース・ノパートが阻み、危機をしのいだオランダが前半10分に試合を動かす。最終ラインからていねいにつなぎ、左サイドのワンタッチパスの連続でスピードを上げると、最後は右サイドを駆け上がったデンゼル・ダンフリースのマイナスのパスをメンフィス・デパイが右足で蹴り込んだ。さらにアディショナルタイム、スローインの流れからダンフリースがマイナスのパスを供給。フリーで走り込んだデイリー・ブリントが右足で合わせ、ネットを揺らした。

 オランダの守備に苦しめられ、なかなかリズムを生み出せないアメリカは、後半に入ると選手交代で流れを変えようとする。そして、76分、プリシッチのパスがハジ・ライトに当たって浮き球になると、そのままネットを揺らして1点差に詰め寄った。しかし、81分、ブリントのクロスをダンフリースがボレーで叩き込み、再びリードを2点差に広げたオランダが3-1の勝利を収めた。


This article is a sponsored article by
''.