11月28日に行なわれたカタール・ワールドカップ、グループステージG組第2節でブラジルとスイスが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、83分にカゼミーロが決勝点を奪ったブラジルが1-0の完封勝利で2連勝を飾り、グループステージ突破を決めた。
上写真=83分、ブラジルはカゼミーロが右足で鮮やかな決勝ゴール!(写真◎Getty Images)
■2022年11月28日 カタールW杯G組(スタジアム974)
ブラジル 1-0 スイス
得点者=(ブ)カゼミーロ
打ち破られたスイスの堅守
第1節でともに勝ち点3を獲得したブラジルとスイス。再び勝ち点3を獲得すれば、1試合を残して決勝トーナメント進出を決める状況で第2節を迎えた。
エースのネイマールを負傷で欠くブラジルがボールを保持する展開となるが、高い集中力を保つスイスの守備を前に、なかなか決定機を作れない。27分にはラフィーニャが送ったクロスを、ペナルティーエリア内左にフリーで走り込んだヴィニシウスが右足で合わせる。シュートはゴールを脅かしたものの、好反応を見せたGKゾマーにはじき出されてしまった。
スコアが動かずに前半を折り返すと、64分にヴィニシウスがネットを揺らしたものの、組み立ての段階でオフサイドがあったとしてノーゴールに。スイスの堅守に苦しめられたブラジルだったが、83分にヴィニシウス、ロドリゴとつないだボールから、最後はカゼミーロが鮮やかな右足シュートを突き刺し、1-0の完封勝利を収めた。