11月22日、カタール・ワールドカップのグループステージCでメキシコとポーランドが対戦した。メキシコは果敢に攻めるもゴールをこじ開けられない。対するポーランドはPKのチャンスを得るも、レバンドフスキが決め切れず。スコアレスドローとなった。

上写真=ポーランドが後半にPKを得てレバンドフスキが蹴るも、メキシコGKオチョアに防がれた(写真◎Getty Images)

■2022年11月22日 カタールW杯C組(スタジアム974)
メキシコ 0-0 ポーランド

メキシコを救ったPKストップ

 5大会連続でワールドカップのピッチに立った守護神がメキシコを救った。

 前半は一進一退の攻防が続き、0-0のまま後半に折り返した58分、ボックス内の混戦でDFエクトル・モレノがFWロベルト・レバンドフスキを倒し、PKを与えてしまう。ここでメキシコの主将でもあるGKギジェルモ・オチョアが完璧にコースを読み切ってレバンドフスキのキックを阻止し、絶体絶命の危機を乗り切った。

 これを機に勢いづいたメキシコが交代策を絡めて攻勢に転じる。しかし、ポーランドも粘り強い守りで応戦。ボールの保持率や総シュート数ではメキシコが大きく上回ったものの、ゴール前で肝心の決め手を欠いてドローに終わった。

 とはいえ、オチョアの神セーブあっての勝ち点1だったのも確かである。


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