11月22日の2021Jエリートリーグで、ガイナーレ鳥取と愛媛FCが対戦。ともに前日のリーグ戦に出場した選手もプレーして熱戦が繰り広げられ、試合終了間際にCKから決勝点を奪った鳥取が勝利を収めている。

上写真=鳥取と愛媛の激突は、終盤まで1点を争う戦いとなった(写真◎石倉利英)

■2021年11月22日 Jエリートリーグ・グループB(@チュスタ:観衆27人)
鳥取 1-0 愛媛
得点:(鳥)佐々木陸生

・鳥取メンバー◎GK田尻健(HT:福留健吾)、DF坂本敬、小林陸玖、佐々木陸生、MF横川旦陽、丸山壮大、原田虹輝、小田垣旋、FW清永丈瑠、谷尾昂也、永島悠史(85分:佐伯蓮)

・愛媛メンバー◎GK辻周吾(77分:黒川雷平)、DF吉田晴稀(77分:新田羽海)、杉山耕二(77分:井上征哉)、池田樹雷人、MF岩井柊弥、渡邊創太、忽那喬、三原秀真、FW石井快征、行友翔哉(HT: 得居大真)、唐山翔自(62分:占部天寿)

2日連続でプレーする選手も

 Jエリートリーグは、『ポストユース』と位置付けられる21歳以下の選手の試合出場と、アカデミー所属選手の飛び級の機会を創出することなどを目的に今季、新設された。クラブに所属していない練習生もJリーグの承認を得てエントリーが可能で、2021年12月末時点で満年齢21歳以下の選手を3人以上、エントリーしなくてはならないという制限がある。各試合は90分間で、勝敗が決しない場合は引き分け。下記のグループごとに総当たり2回戦制のリーグ戦を行ない、順位を決定する。

・グループA:北海道コンサドーレ札幌、水戸ホーリーホック、浦和レッズ、横浜F・マリノス、清水エスパルス、名古屋グランパス

・グループB:ガイナーレ鳥取、ファジアーノ岡山、徳島ヴォルティス、愛媛FC

・グループC:アビスパ福岡、V・ファーレン長崎、鹿児島ユナイテッドFC、FC琉球

 若手選手や練習生にとってだけでなく、リーグ戦で出場機会が少ない選手にとっても貴重な実戦の機会であり、アピールのチャンス。愛媛は前日の明治安田生命J2リーグで交代出場して先制点を決めたFW唐山翔自、同じく交代出場のM岩井柊弥、鳥取も前日の同J3リーグで交代出場したMF永島悠史、MF横川旦陽、MF清永丈瑠が先発出場し、2日連続でのプレーとなった。
 
 両チームは立ち上がりから激しい攻防を繰り広げた。お互いに何度か決定機もあったが、ギリギリのところで両チームの守備陣が踏ん張って0-0のまま終盤へ。しかし、引き分けが見えてきた89分、鳥取は右CKから東京農業大在学中の練習生、DF佐々木陸生がヘッドで先制点。これが決勝点となり、鳥取が1-0で勝利を収めている。

現地取材・写真◎石倉利英


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