7月25日の東京五輪男子サッカー1次リーグC組で、オーストラリア代表とスペイン代表が対戦。初戦と同じく優勢に進めながらもゴールが遠かったスペインが、終盤に決勝点を奪って勝利、グループ首位に浮上した。

上写真=オヤルサバル(11番)の決勝点でスペインがオーストラリアに勝利(写真◎Getty Images)

■2021年7月25日 サッカー男子1次リーグC組(@札幌ドーム)
オーストラリア 0-1 スペイン
得点:(オ)なし
   (ス)ミケル・オヤルサバル

・オーストラリアメンバー◎GKトーマス・グローバー、DFネーサニエル・アトキンソン、トーマス・デン(83分:ニコラス・ドアゴスティノ)、ハリー・サウター、ジョエル・キング、MFラクラン・ウェールズ(63分:カイ・ロールズ)、デニス・ジェンロー(73分:ケーレブ・ワッツ)、コナー・メトカーフ、ダニエル・アーザニ(63分:マーコ・ティリオ)、FWライリー・マグリー(73分:キアヌ・バカス)、ミッチ・デューク

・スペインメンバー◎GKウナイ・シモン、DFオスカル・ヒル(77分:ラファ・ミル)、エリク・ガルシア、パウ・トレス、マルク・ククレリャ、MFマルティン・スビメンディ、カルロス・ソレル(68分:マルコ・アセンシオ)、ペドリ・ゴンサレス、FWハビエル・プアド(57分:ブライアン・ヒル)、ミケル・オヤルサバル、ダニ・オルモ

終盤の81分に決勝ゴール

 立ち上がりこそオーストラリアがスピードを生かした攻めでゴールに迫ったが、その後はスペインがエジプトとの初戦同様、ボールを支配して優勢に進める。しかし0-0で引き分けた初戦と同じく、なかなかネットを揺らすことができない。

 20分にはエリア内へのスルーパスからFWオヤルサバルが左足で狙ったものの、クロスバーに当たって決まらず。前半はオーストラリアのシュートをゼロに抑えて攻め立てながらも、0-0でハーフタイムを迎えた。

 後半はオーストラリアが前への意欲を強めるも、スペインが主導権を握って攻める展開は変わらなかった。それでもゴールが遠かったが、2試合連続のスコアレスドローが見えてきた81分、ついにスコアを動かす。MFアセンシオの左からのセンタリングを、DF2人の間に入ったオヤルサバルがヘッドで合わせてネットを揺らした。

 その後はオーストラリアもロングスローなどでゴールを目指したが、スペインも冷静にしのいで1-0で勝利を手にした。勝ち点を4に伸ばしたスペインはグループ首位に浮上。オーストラリアとアルゼンチンが勝ち点3で並び、得失点差でオーストラリアが2位、アルゼンチンが3位で第3戦を迎えることになった。


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