明日9日、日本代表が対戦するカメルーン代表のダシルバ・オリベイラ監督が試合を翌日に控えて記者会見を行ない、試合開催に向けたPCR検査を行なった結果、2名の陽性反応を確認。1名が濃厚接触者と判定され、チームを離脱したことが明らかとなった(選手名は非公表)。なお、明日の試合は予定通り開催される見通し。
上写真=カメルーン代表のダシルバ・オリベイラ監督(写真◎スクリーンショット)
明日9日の試合は予定通り開催の見通し
日本代表は明日、オランダのユトレヒトでカメルーン代表と親善試合を戦うが、試合に向けて行なわれた6日のPCR検査でカメルーン代表選手2名から新型コロナウイルスの陽性反応が確認された。また、オランダ地域衛生局により1名が濃厚接触と判定され、合計3名がチームを離脱。すでにホテル等の消毒作業も実施されたという。
カメルーンの選手・スタッフは所属クラブのある国や居住地を出発する72時間前に検査を行ない『陰性証明』を持ってオランダ入りしているが、今回のケースでは入国後に陽性が判明したということになる。日本の選手・スタッフについては7日にPCR検査を実施し、全員の陰性が確認されていた。
ダシルバ・オリベイラ監督は「ケガやコンディション不良の選手も合わせれば、数名の選手が今回の試合に臨むことができない」とし、18人で日本戦の臨むと説明した。来月にはアフリカネーションカップの予選も控えており、「日本戦は非常に重要な試合」と位置づけ、「来月、対戦するモザンビークに似て、日本は攻守の切り替えが早く、スピーディー。貴重な強化試合」に臨む意気込みを語っている。