FIFA(国際サッカー連盟)は3日、東京オリンピック男子サッカー競技の出場資格を「24歳以下」として理事会に推奨すると発表した。

上写真=主将の中山をはじめ、1997年生まれの選手が主軸を担うU-23日本代表(写真◎Getty Images)

今後の理事会で正式決定

 新型コロナウイルスのパンデミックに伴い、1年の開催延期が決定した東京五輪。男子サッカー競技の出場資格は原則「23歳以下」となっており、森保一監督率いる東京五輪代表チームは「1997年1月1日以降生まれの選手」で構成してきたが、特例措置がなされない場合、2021年に24歳を迎える選手は出場できなくなる可能性があった。

 この問題に対し、FIFAは3日、新型コロナウイルス感染拡大に対処するワーキンググループでビデオ会議を行ない、当初の出場資格である「1997年1月1日以降に生まれた選手」を維持するよう理事会に推奨すると発表。これにより、東京五輪の男子サッカーは「24歳以下」の選手と、25歳以上のオーバーエイジ選手が各チーム3人まで出場可能となる見通しとなった。

 現在のU-23日本代表で1997年生まれの選手は、主将を務めるMF中山雄太(ズウォレ)、MF三好康児(アントワープ)、DF板倉滉(フローニンゲン)、FW前田大然(マリティモ)、FW小川航基(ジュビロ磐田)、DF岩田智輝(大分トリニータ)ら。


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