日本サッカー協会(JFA)は26日、新型コロナウイルスによる影響で、第25回全日本フットサル選手権大会を中止すると発表した。同大会は3月14日から22日にかけて開催する予定だった。
上写真=昨年度は名古屋オーシャンズが大会連覇を達成した(写真◎GettyImages)
2011年以来2度目の中止
JFAは中止の理由について、「新型コロナウイルスに関して、今後の国内での健康被害を最小限に抑えるうえで極めて重要な時期である、という政府の対策基本方針が昨日発表されたことをうけ、JFAが関わる全てのイベント、会議等の実施について開催の必要性を検討した結果、本大会を中止することとしました」と説明している。
第25回全日本フットサル選手権大会は3月14日に開幕し、22日に決勝が行なわれる予定だった。1回戦と2回戦は静岡、愛知、大阪、兵庫の4会場で実施し、準々決勝以降は東京の駒沢オリンピック公園総合運動場・屋内球技場が会場となっていた。
同大会はシーズン最後の大会で、今季すでに3冠を達成している名古屋オーシャンズの4冠の可能性が消滅することに。なお、東日本大震災のあった2011年も開催が見送られ、今回で2度目の中止となった。