モンゴルを相手に前半から怒涛のゴールラッシュを見せる日本。22分に決まったMF南野拓実のゴールを皮切りに、29分にDF吉田麻也、33分にDF長友佑都、40分にはFW永井謙佑がゴールネットを揺らし、前半だけで4点をリードする。後半も、56分にMF遠藤航が頭で代表初ゴールをスコア。82分には途中出場のFW鎌田大地が6点目を挙げ、大勝劇を締めた。

上写真=途中出場の鎌田がヘディングでゴールを決める(写真◎福地和男)

■2022FIFAワールドカップカタール・アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選
 日本 6-0 モンゴル
 得点=(日)南野拓実、吉田麻也、長友佑都、永井謙佑、遠藤航、鎌田大地

「全然センスがないなと……」

「やっとか、くらいの感じでしたね」

 記念すべき日本代表での初ゴールを挙げたFW鎌田大地だが、その表情はさえない。61分にMF南野拓実と交代してピッチに入り、貪欲にゴールを狙うも、右足で1本、左足で2本放ったシュートは枠をとらえられず。82分にMF遠藤航のシュートが相手GKに弾かれたこぼれ球を頭でプッシュし、ようやくゴールネットを揺らした。

「めっちゃ外していましたからね。自分のセンスのなさというか、ストライカーとして全然センスがないなと思いながら……」

 今年3月のキリンチャレンジカップ2試合に続いて、日本代表での3試合目。森保一監督に前線へと送り込まれた。身長180センチと、今回招集された『FW』登録の選手の中では最も上背があり、ケガで不在の大迫勇也(ブレーメン=ドイツ)の“代役”としても期待されている。鎌田もドイツで屈強な選手たちとしのぎを削るだけに、ポストワークも「たぶん、全然できますね」と自信をのぞかせるが、「今日は一切頭に入れていなかった」と言う。

「今日はそういうこと(ポストワーク)はやる必要がなかったところもあります。(味方の)ディフェンダーが(ボールを)持っても、オフサイドラインにずっと立っていたし、本当にゴール前だけ考えていました」

 だからこそ、一つのゴールだけでは物足りないのかもしれない。本人も「こういう試合で得点を取っていかないとダメ」と、自らが決めた1点よりも、空砲に終わった3本のシュート精度を反省する。

「これからどのポジションでやっていくのか分からないけれど、いま与えられているところで僕自身はやっていかないと。まだまだ自分の地位を確立していかないとダメだなと思います」

 攻撃のタレントがそろうサムライブルーの前線で活路を見いだすべく、鎌田は次戦のアウェー・タジキスタン戦でも『結果』を求める。

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サッカーマガジン 2019年11月号

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