8月20日、日本代表の森保一監督が茨城県の大井川和彦知事を表敬訪問した。9月5日には、同県のカシマスタジアムで『キリンチャレンジカップ2019』パラグアイ戦が開催される。

上写真=茨城県の大井川知事を表敬訪問した森保監督。大井川知事にはユニフォームが贈呈された(写真◎サッカーマガジン)

9月5日はW杯予選への試金石。「ミャンマー戦につなげていければ」

 9月5日に茨城県・鹿嶋市のカシマスタジアムで行なわれる『キリンチャレンジカップ2019』パラグアイ戦を前に、日本代表を指揮する森保一監督が茨城県庁を訪れ、大井川和彦県知事を表敬訪問した。

 知事応接室で面会した森保監督と大井川知事は、『サムライブルー』についての話のほか、対戦相手となるパラグアイ代表について、来月末に行なわれる『いきいき茨城ゆめ国体』で初開催される『eスポーツ』の話題にも触れ、終始笑顔で会談した。

 会談後、報道陣の取材に応じた森保監督は、「(パラグアイ戦は)勝利を目指して、チーム一丸となって最後まで戦い抜く姿勢を見せたい。試合に勝利し、応援して下さる皆さんが笑顔になってもらえるように、そういう気持ちを持って戦いたいと思います」と、2016年11月以来およそ3年ぶりとなる茨城・カシマスタジアムでの国際Aマッチに向けて意気込みを話した。

 また、日本代表のメンバー選考について聞かれると「言いづらいです」と苦笑しつつ、「(まだメンバーが)決まっているわけではないですけれど、選手のコンディション的なところ、選手の今のチームにおける立ち位置などを含めて考え、その中でベスト(メンバー)を組んでパラグアイ戦に臨めれば」と、現時点での構想を明かした。

 9月5日のパラグアイ戦(19時20分キックオフ予定)を終えると、直後の10日には2022年のカタール・ワールドカップのアジア2次予選初戦、ミャンマー戦(アウェー)に臨む。「パラグアイ戦で良い戦いをして、ミャンマー戦につなげていければなと思います」と、カシマスタジアムでの試合が、7大会連続のワールドカップ本大会出場に向けた重要な一戦になると話した。

取材◎小林康幸

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