U-17日本代表は6月20日、タイで開催されている『AFC U17アジアカップ2023』グループステージ第2戦でベトナムと対戦した。開始直後にFW道脇豊(ロアッソ熊本)の2試合連続ゴールで先制すると、後半に3得点を追加。守備も無失点に抑え、4-0で快勝している。
上写真=U-17日本代表はベトナムから4得点を奪って通算1勝1分けとした(写真◎AFC)
後半にリードを広げる
日本は開始直後、MF佐藤が右サイドに流れてパスを受け、ドリブルで相手DFを振り切ってセンタリング。これをFW道脇がヘッドで決め、開始わずか2分で均衡を破った。道脇はウズベキスタンとの第1戦でも開始8分に先制点を奪っており、2試合連続で立ち上がりに結果を出した。
その後は追加点が遠かったものの、後半に入って59分、DF柴田が右サイドをゴールライン付近まで突破して折り返すと、MF望月がダイレクトで蹴り込んで2点目。ウズベキスタンとの第1戦では82分に失点して1-1の引き分けに終わっていたが、同じ轍を踏まずにリードを広げた。
さらに66分には、右サイドでMF中島からのスルーパスを受けた佐藤が、GKとの1対1を決めて3点目。74分にはMF山口のシュートをGKがはじいたところに望月が詰め、自身この日2点目で勝利を決定付けた。
守備も相手のシュートがポストに当たるなどのピンチはあったが、無失点に抑えて完封勝利を収めた。日本時間6月23日19時から行なわれる第3戦ではインドと対戦する。
▼出場メンバー
U-17日本代表:GK後藤亘、DF柴田翔太郎、本多康太郎、土屋櫂大、小杉啓太(83分:黒木雄也)、MF山本丈偉(73分:宮川大輝)、中島洋太朗、佐藤龍之介(73分:山口豪太)、望月耕平、杉浦駿吾(HT:吉永夢希)、FW道脇豊(73分:高岡伶颯)