2023ー24シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)が現地26日に行われた。遠藤航が所属するリバプール(イングランド)は、トゥールーズ(フランス)とホームで対戦。4−3−3のアンカーで先発出場した遠藤は1−1に追いつかれた前半にヘディングで加入後初ゴールを記録。決勝点を挙げて勝利に貢献した。

上写真=リバプール加入後、初ゴールをスコアし、絶叫する遠藤航(写真◎Getty Images)

1−1の状況からの勝ち越しゴール

 ホームのリバプールは9分にジョタが中央突破からネットを揺らし、先制に成功した。だが、畳み掛けることはできず、16分にタイス・ダリンガに抜け出されて同点とされてしまった。

 1−1の状況で試合が進む中、勝ち越しのゴールを決めたのがアンカーで先発した遠藤だった。30分に右CKの流れから、移籍後初得点をマークする。アレクサンダー=アーノルドの右クロスに反応。ボックス内で鋭く反応してヘディングし、ゴール右にシュートを決めた。

 リバプールはその4分後にもダルウィン・ヌニェスがネットを揺らし、3−1と前半のうちにリードを広げてみせる。後半もその勢いは衰えず、55分に遠藤がボックス内に進出して放ったシュートは左にそれたが、決定機を次々に生み出していった。

 65分にはチームの4点目が生まれた。ヌニェスが相手GKを左にかわし、無人のゴールに放ったシュートはポストを直撃したが、跳ね返りにライアン・フラーフェンベルフがフォロー。きっちりゴールに蹴り込み、遠藤と同じく加入後初ゴールを決めた。

 後半のアディショナルタイムには途中出場のモハメド・サラーが貫禄の5点目をスコア。遠藤もフル出場を果たし、5-1の勝利に大きく貢献した。

 これでリバプールはEL3連勝。2位のサン=ジロワーズに5ポイントの差をつけ、グループEの首位を快走している。


This article is a sponsored article by
''.