プレミアリーグ第2節が現地19日に行われ、リバプールはホームでボーンマスと対戦。前日18日に正式加入が発表されたばかりの遠藤航はベンチ入りを果たし、63分から途中出場。退場者を出した難しい状況の中で中盤でボールをさばき、相手の攻撃を潰す持ち味を示すべくプレーした。
上写真=「楽しみ」と語っていたアンフィールドでプレミアデビューを飾った遠藤航(写真◎Getty Images)
63分にガクポに代わって登場
試合は開始早々に動いた。しかもネットを揺らしたのはアウェーのボーンマス。3分、セメンヨに決められ、ホームチームは出鼻を挫かれる格好となった。だが、その後はボールを握り、徐々にペースをつかむと、27分にルイス・ディアスが同点ゴールを決め、36分にサラーが逆転ゴールをマーク。前半のうちにリバプールが逆転に成功した。
だが後半、58分にマクアリスターが危険なプレーで一発退場となり、残り30分以上の時間を一人少ない状況で戦うことになった。大きかったのは、その直後にリバプールがネットを揺らしたことだ。62分にジョタがゴールをスコアし、3−1とリードを広げることに成功した。
その直後の63分、ベンチ入りしていた遠藤がアンフィールのピッチを踏む。ガクポに代わって登場し、ソボスライとドイスボランチを構成。ほとんどチーム練習をできていない状況であり、しかも10人だったために難しさもあったはずだが、最終ラインからボールを引き出し、スペースをケアし、バランスに気を配ってプレーした。
試合は結局、3−1で決着。リバプールが勝利を収めた。遠藤はその中でアディショナルタイムも含め、30分以上プレーして試合をクローズさせることに注力。ほぼぶっつけ本番で試合に臨むことになったが、リバプールの一員としてデビュー戦で勝利を味わった。