スコティッシュ・プレミアシップが5日、開幕した。王者セルティックはホームでロス・カウンティを迎え、古橋亨梧、前田大然が先発。古橋は決勝点をスコアし、ダメ押しゴールをアシストするなど、昨季、個人タイトルを総なめにした実力をピッチで示した。試合はセルティックが4−2で勝利を飾った。

上写真=ゴールを決め、アシストをしたアバダと喜びを分かち合う古橋(写真◎Getty Images)

冷静に右足インサイドで蹴り込む

 早速、ネットを揺らした。PKでターンブルが先制点を決めた9分後の26分。右サイドを突破したアバダのクロスに合わせてボックス内に走り込むと、右足のインサイドでボールをとらえ、ネットを揺らした。

 この日、センターフォワードとして先発した古橋は圧巻のパフォーマンスを披露。前線で起点となりつつ、最終ラインの裏を何度も突いて相手の脅威になり続けた。結局自身のゴールは前述の1点のみに終わったが、73分には後方から届いた縦パスをフリックしてオライリーの得点をお膳立て。ダメ押しの4点目をアシストし、直後の79分までピッチで存在感を示した。

 また、そのほかの日本人選手は、前田が左ウイングとして先発フル出場を果たし、旗手怜央は67分からターンブルに代わってインサイドハーフを務めた。岩田智輝はベンチ入りも出番なし。小林友希はベンチ外だった。

 次戦は13日、セルティックはアウェーでアバディーンと対戦する。


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