上写真=STVVの新監督に決まったトルステン・フィンク氏(写真◎STVV)
創設100周年を特別なものにする(フィンク監督)
日本でもお馴染みのドイツ人指導者、トルステン・フィンク氏が新シーズンからSTVVの監督を務めることになった。フィンク監督の就任に伴い、神戸時代も共に仕事したセバスチャン・ハーン氏がアシスタントコーチに就任する。
前任のベルント・ホラーバッハ監督は昨年12月の時点で契約を更新しないことを発表しており、今回、フィンク監督に白羽の矢が立った。新指揮官は、「豊かな歴史を持ち、熱狂的なファンがいるSTVVの監督に就任することができてワクワクしています。クラブ創設から100周年を迎えるシーズンを特別なものにするため、コーチ・選手と共に良いシーズンを過ごせるよう全力を尽くします」とコメントを発表した。
また、クラブの立石敬之CEOはフィンク監督の就任について「STVV創設100周年を迎える記念すべきシーズンに『勝者のメンタリティー』を持つフィンク監督を招へいすることができ、とても光栄に思います。若手の育成に長け、昨シーズンまで積み上げてきた組織的な守備に攻撃力を上積みしたサッカーを見せられることができるように新監督と共にチームを準備し、戦っていきたいです」と期待を語っている。
■プロフィール
・トルステン・フィンク(Thorsten Fink)
・生年月日:1967年10月29日
・国籍:ドイツ
・経歴:
2006-2007: FCレッドブル・ザルツブルクⅡ 監督
2007-2008: FCレッドブル・ザルツブルク アシスタントコーチ
2008-2009: FCインゴルシュタット04 監督
2009-2011: FCバーゼル 監督
2011-2013: ハンブルガーSV 監督
2015: APOELニコシア 監督
2015-2018: FKアウストリア・ウィーン 監督
2018-2019: グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ 監督
2019-2020: ヴィッセル神戸 監督
2022: リガFC 監督
2022: アル・ナスル 監督