スコティッシュ・プレミアシップは7日、上位6チーム(トップ6)と下位6チーム(ボトム6)が分かれて戦うポストスプリット初戦を行い、首位のセルティックは4位のハーツと対戦した。古橋亨梧が先制点をスコアし、2−0で快勝。2位レンジャーズと勝ち点13差をつけてリーグ連覇を決めた。
上写真=セルティックの連覇を支えた日本の選手たち(写真◎Getty Images)
3冠の可能性も残す
前半をスコアレスで終えて迎えた後半67分、勝てば優勝が決まる試合で均衡を破ったのが古橋だった。旗手怜央のクロスに走り込み、左足でゴールに変えた。
リーグトップの今季24得点目も、勝利を引き寄せる重要なゴールになった。公式戦通算では30得点目。エースとしてチームを牽引してきた古橋は重要ない試合でもその力を証明した。
80分にはオ・ヒョンギュが追加点をスコア。4位ハーツとの試合に2−0で快勝したセルティックは、4試合を残して2位レンジャーズとの勝ち点差は13として連覇を決めた。
この日のセルティックは古橋や旗手に加え、前田大然、小林友希の4選手が先発出場。ベンチスタートの岩田智輝も86分に旗手に代わって登場し、試合を締めている。また、ハーツの小田裕太郎もこの試合に先発していたが、前半終了間際に前田に対するタックルでDFコクランが退場になったため、DFキングレーと交代してベンチに退いている。
なお、2月にリーグカップに優勝し、リーグも制して2冠を達成したセルティックは、スコティッシュカップ決勝進出も果たしており(6月3日/インバネス戦)、3冠達成の可能性を残している。