プレミアリーグ第22節が現地5日に行われ、三笘薫の所属する7位のブライトンはアウェーで18位のボーンマスと対戦。序盤から相手の堅い守備に苦しめられたが、87分に三笘が決勝ゴールをスコアし、1−0で勝利を飾った。

上写真=2戦続けて決勝ゴールを決め、ブライトンに勝利をもたらした三笘薫(写真◎Gettey Images)

リーグ戦は5試合で4ゴール!

 8分のカウンター、13分の連続シュートなどブライトンは立ち上がりにチャンスを迎えながら決めきれなかった。そのことでボーンマスに守備のリズムが生まれる。攻めるブライトン、守るボーンマスの構図が出来上がり、前半はスコアレスのまま終了。そして後半は、逆にピンチを迎えることになる。カウンターからゴールを脅かされた。

 それでもブライトンは失点を免れ、選手交代をしながら好機をうかがっていく。試合がいよいよ残り5分を切って、互いに勝ち点1を分け合うかと思われた、87分だった。6日前(1月29のFAカップ4回戦のリバプール戦でアディショナルタイムに決勝点をスコアした三笘が、またも輝いた。

 左サイドでパスを受けると、預けてボックス内に進入。相手守備陣の間にポジションを取ると、サルミエントからのクロスを頭でとらえ、ネットを揺らした。

 得意ではないと本人が語ったヘディングでのゴールは、2023年のリーグ戦5試合で4点目であり、前述のリバプール戦をも含めれば、公式戦3戦連発となる得点だった。破格の決定力をこの日も示した三笘は、自らの重要性と価値を、試合のたびに上げている。


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