プレミアリーグ(イングランド)のアーセナルに所属する冨安健洋が現地26日、第6節のトッテナム・ホットスパー戦で先発フル出場を果たした。デビュー3戦目も右サイドバックを務め、攻守両面で安定感抜群のプレーを披露。空中戦の強さとカバーリングで守備を支え、チームのリーグ戦3連勝に貢献した。

上写真=ノースロンドンダービーに先発出場した冨安健洋(写真◎Getty Images)

攻めて良し、守って良し

 アーセナルの右サイドバックとして、冨安は欠かせない存在になりつつある。チームにとって極めて重要なトッテナムとのノースロンドンダービーに先発を果たすと、序盤からアグレッシブに戦うチームを攻守両面で支えた。

 攻めてはサイドを駆け上がり、時に応じてサイトと中央で立ち位置を変えてビルドアップに関与。機を見てボックス内にも進入し、攻撃に厚みを加え、54分にはCKからヘディングでゴールも狙った。また、守備でもエアバトルで強さを示し、素早い判断と鋭い動き出しで何度もセカンドボールを回収。後半、ロングボールに合わせて背後からハリー・ケインに抜け出されたが、危険な場面はそれくらい。終始、安定したプレーを披露した。

 試合は前半のうちにエミール・スミス=ロウ、ピエール=エメリク・オーバメヤン、プカヨ・サカがゴールを決めたアーセナルが、トットナムの反撃をソン・フンミンの1点に抑えて3-1で快勝。開幕3連敗を喫し、苦しいシーズンのスタートとなったアーセナルだが、冨安加入後はリーグ戦3連勝。好調を維持している。


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