日本サッカー協会(JFA)は4日、4月15日からカタールで開催される『AFC U−23アジアカップ』に臨むメンバー23人を発表した。3月の活動に参加していなかったGK山田大樹(鹿島)、DF木村誠二(鳥栖)、FW内野航太郎(筑波大)を選出した。

上写真=先日のU23ウクライナ代表戦に臨んだメンバー(写真◎Getty Images)

初戦は16日の中国戦!

 パリ五輪・アジア最終予選を兼ねたU23アジアカップに臨むメンバー、23人が決まった。海外組は3月の活動に参加した5人がそのまま名を連ね、一方で国内組は入れ替わりがあった。

 26人で活動した3月のメンバーからはGK藤田和輝(千葉)、DFバングーナガンデ佳史扶(FC東京)、馬場晴也(札幌)、MF小見洋太(新潟)、染野唯月(東京V)、植中朝日(横浜FM)が外れ、代わりにGK山田大樹(鹿島)、DF木村誠二(鳥栖)、FW内野航太郎(筑波大)が選出された。

 大岩剛監督はメンバー選考について「これまでの活動」で示してきた力と「グループの結束力」、「タフさ」などを考慮したと説明。中2日で戦う最終予選というハードな戦いに臨むベストを選んだと強調した。

 国内クラブに関しては1クラブ3人までの制限があるとされ、FC東京では常連組の一人であるバングーナガンデ佳史扶は外れることになった。招集可能な選手のポジションとの兼ね合い、クラブ事情など理由は複数考えられ、千葉の藤田や他にもチームで主軸を担う選手たちはリーグ戦中に送り出すことが難しかったのかもしれない。

 また、3月の活動前から説明されていたように、欧州リーグが佳境を迎える中、鈴木唯人(ブレンビー)や斎藤光毅、三戸舜介(ともにスパルタ・ロッテルダム)、福井太智(ポルティモネンセ)、福田師王(ボルシアMG)ら海外組の招集も難しかった。

 山本昌邦ダイレクターが過去の予選の中でも最も厳しいとも話す今大会。Uー23日本代表は危機感と責任感、その両方を胸に、このメンバーで3・5枠の五輪出場権を取りにいく。

パリ五輪・アジア最終予選『U23アジア杯』メンバー

▼GK
1 小久保玲央ブライアン(ベンフィカ=POR) 
23 山田大樹(鹿島アントラーズ)
12 野澤大志ブランドン(FC東京)
▼DF
16 内野貴史(フォルトゥナ・デュッセルドルフ=GER)
21 大畑歩夢(浦和レッズ)
3 西尾隆矢(セレッソ大阪)
5 木村誠二(鳥栖)
2 半田 陸(ガンバ大阪)
4 関根大輝(柏レイソル)
15 鈴木海音(ジュビロ磐田)
22 高井幸大(川崎フロンターレ)
▼MF
20 平河 悠(FC町田ゼルビア)
11 山田楓喜(東京ヴェルディ)
10 佐藤恵允(ヴェルダー・ブレーメン=GER)
6  川﨑颯太(京都サンガF.C.)
7  山本理仁(シント=トロイデンVV=BEL)
8  藤田譲瑠チマ(シント=トロイデンVV=BEL)
14 田中 聡(湘南ベルマーレ)
17 松木玖生(FC東京)
▼FW
9 藤尾翔太(FC町田ゼルビア)
19 細谷真大(柏レイソル)
13 荒木遼太郎(FC東京)
18 内野航太郎(筑波大)

▼スタッフ
団長:山本昌邦
監督:大岩剛
コーチ:羽田憲司
GKコーチ:浜野征哉
フィジカルコーチ:矢野由治
テクニカルスタッフ:越智滋之
テクニカルスタッフ:渡邉秀朗
テクニカルスタッフ:引田真尋


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