上写真=日本はキッカー5人全員が決め、エクアドルとのPK戦を制した(写真◎Getty Images)
■2026年10月1日 国際親善試合(観衆65,012人@横浜国際総合競技場)
日本 0−0(5PK4) エクアドル
目まぐるしく攻守が入れ替わる好ゲーム
球際は強く切り替えも早い。エクアドルはさすがは北中米ワールドカップに出場した南米の強豪だった。前半、右ウイングバックの堂安と2シャドー、久保&鈴木唯が連動して何度もチャンスを生み出したが、相手の守備は堅く、ゴールをこじ開けられない時間が続いた。
この日、初先発の谷村も惜しいシーンを生んでいる。31分、ポケットに入り込んだ堂安のクロスをヘッドで狙ったが、枠をとらえることはできなかった。
前半終わって、0−0。激しく攻守を入れ替えながら積極的にゴールを目指す展開は、後半も続いていく。日本は谷村に代えて上田を投入。前線の基準点を作る意図があったと思われるが、エクアドルの中央の守備は相変わらず堅く、連動した崩しを図っても跳ね返され続けた。
65分、伊藤が攻めに転じた相手のパスをカットし、中村につなぐと、右から左へオーバーロードしてきた堂安にパス。堂安の低く速いクロスを上田が落とし、最後は鈴木唯が狙ったものの、シュートは惜しくもGKの正面を突いた。
日本は67分に堂安、久保、鈴木唯を下げ、鎌田、伊東、鈴木淳を投入。3人のフレッシュな選手を送り、さらなる活性化を図った。すると71分に中盤でボール奪取に成功し、上田、鎌田とつないで左サイドの中村に展開。クロスに反応した伊東がボックス内から狙ったが、シュートはわずかに枠を逸れた。
試合は結局、90分では決着せず、キリンカップの大会規定によりPK戦に突入。先攻のエクアドル、後攻の日本とも2人ずつ(上田、鎌田)が決めたあと、エクアドルの3人目デニル・カスティージョを鈴木彩がストップ。日本は続く伊藤、相馬が決め、5人目の前田のきっちり成功。6万5000人を超える大観衆が見守る中、日本が勝利をつかみ取った。5日にパナマを下したニュージーランドと対戦する。
▼出場メンバー
・日本◎GK鈴木彩艶、DF瀬古歩夢、板倉滉、伊藤洋輝、MF堂安律(67分:伊東純也)、佐野海舟(86分:塩貝健人)、田中碧(79分:前田大然)、中村敬斗(79分:相馬勇紀)、久保建英(67分:鎌田大地)、鈴木唯人(67分:鈴木淳之介)、FW谷村海那(46分:上田綺世)
