上写真=鈴木彩艶は終始、安定した守備でチームを引き締めた(写真◎Getty Images)
■2026年3月28日 国際親善試合(@ハムデン・パーク/グラスゴー)
スコットランド 0-1 日本
得点:(日)伊東純也
左手一本で止めた!
守護神ザイオン、ここにあり!
鈴木彩艶がそんな圧巻のシュートストップを見せたのは、開始わずか9分のことだ。左サイドを破られてジョン・マッギンからのクロスが中央へ。スコット・マクトミネイがフリーになっていて、ワンタッチでシュートを打たれる。いきなり失点、と思われた次の瞬間、鈴木彩の左手が伸びてコースを変えてボールはポストに当たった。
「味方のシュートストップもたくさんありましたし、最後まで集中力を切らさなかったところは非常に大きかったかなと思います」
相変わらず謙虚である。
55分にもビッグセーブだ。中盤で相手に奪われたあと、リバプールで遠藤航のチームメートでもある左サイドバックのアンドリュー・ロバートソンが、左からドリブルで持ち上がってそのまま左足でシュート。これを横っ飛びでかき出した。
「判断の部分だったりまだまだ改善が必要なんですけど、結果としてはゴールを割らせなかったところは非常に大きいと思う。改善点はあるので、そこを反省して次に向かいたいと思います」
左手首の骨折で4カ月のリハビリを経て、久々の代表戦。でもブランクは感じさせなかった。スタジアムを沸かせた2つのセーブはもちろん、そのほかのシーンでも安定して最後尾に構えた。頼れる守護神である。
次は世界でもトップクラスのイングランドが相手だ。
「またアウェーのゲームになりますし、より強豪というところもありますけど、僕たちはトライする立場として、今日の反省点を生かして勝利を目指していきたいと思います」
ピンチは増えるかもしれない。でもそれだけに、鈴木彩の存在感はさらに増すことになるだろう。
