サッカー日本代表の鎌田大地が26日、イギリス遠征3日目のトレーニングを終えて取材に応じた。プレミアリーグのクリスタル・パレスで主軸を担うMFは日常的に対戦する選手が多いスコットランド代表、イングランド代表との連戦のポイントについて語った。

上写真=遠藤航と守田英正が不在の今回、鎌田大地はボランチで起用される可能性が高そうだ(写真◎青山知雄)

出場するならボランチか?

 遠征2日目の25日だった。スコットランド代表を想定し、スローインからの展開やGKからのビルドアップを確認したトレーニングの中で、鎌田大地は相手側の4−3−3(4−1−4−1)のアンカーを務めた。一方、イングランド戦を想定したと思われる陣形では3−4−2−1のボランチに入り、調整を続けた。

 今回は遠藤航が不在で、守田英正も招集外となっている。練習の状況を見る限り、どちらの試合に出場するにせよ、鎌田はゲームを司るボランチとしてプレーする可能性が高い。

「あまり喋っているわけじゃないんでわからないし、日本側とスコットランド側と交互に分けながらやっていただけなんでわからないですけど、どっちでもできるように準備していかないとダメかなと思います」

 この「どっちでも」とは、ボランチとシャドーの両ポジションを指している。南野拓実と久保建英というシャドーの主軸が不在の今遠征では、当然、一列前での起用もあり得る。そうした状況を踏まえての発言だった。

 今回の活動では、プレミアリーグでプレーする選手を多く擁するスコットランド、そしてイングランドとの連戦に臨む。クリスタル・パレスで主軸を担う鎌田は、両国の実力を肌で理解した上でこう語った。

「どちらの相手もプレミアだったり、チャンピオンシップだったり、スコットランド(リーグ)だったり、インテンシティーが高いサッカーをしている選手が多いんで、そういった意味でデュエルの部分や球際の部分で負けるとなかなか難しくなる。そこは自分たちにとって基準の部分ですし、それプラス、代表のやり方っていうのはまた、違うものがあるので、しっかりやっていけたらいいなと思います」

 勝負の分かれ目となるのは、日本代表が「基準」として積み上げてきた強度の高さ。日常的にプレミアリーグの激しい戦いに身を置く鎌田の言葉には、確かな説得力が宿る。

 まずは現地28日のスコットランド戦をいい形で終え、鎌田自身が過去3度戦って「負けたことのない」聖地ウェンブリー・スタジアムでのイングランド戦(31日)へと弾みをつけたいところだ。

取材◎佐藤景[現地]


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