サッカー日本代表は6日、千葉県内で合宿をスタートさせるが、同日、キャプテンの遠藤航の不参加が発表された。DF板倉滉に続き、遠藤も不在。主軸が相次いで不参加となる中で、チームに新たな風は吹くのか?

上写真=右足のハムストリングを痛め、10月シリーズの不参加が決まった遠藤航(写真◎Getty Images)

チェルシー戦後の走り込みで負傷

 今回の活動も9月シリーズと同様に、ケガ人が続出し、コアメンバーを複数人欠く中で行われることになった。今月2日のメンバー発表で名前がリストに載っていた板倉滉が所属するアヤックスのトレーニングで負傷。ケガにより不参加となり、代わって橋岡大樹(スラヴィア・プラハ)が追加招集された。

 そしてキャプテンの遠藤航(リバプール)も、現地4日のチェルシー戦直後に行なった走り込みで右太もも裏を負傷。検査の結果、10月シリーズの不参加が決まった。

 そもそも三笘薫(ブラントン)、町田浩樹(ホッフェンハイム)、伊藤洋輝(バイエルン)、高井幸大(トットナム)、さらに冨安健洋(無所属)もケガのために招集できず、難しいメンバー選考となっていたが、チームは守備の柱である板倉とチームの要である遠藤まで欠くことになってしまった。

 パラグアイ(10日/@パナスタ)、ブラジル(14日/@味の素)という南米の強豪との連戦にベストな状態で臨めないのは日本にとって痛手だが、主軸の不在を好機ととらえて、他の選手たちが台頭することに期待したい。

 チームにとってはピンチと言える難しい状況ながら、9月シリーズで持ち味を発揮できなかった選手、プレーするチャンスを欲していた選手にとって、今回の活動は格好のアピール機会と言える。


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