サッカー日本代表は現地8日、翌日のアメリカ戦に向けてオハイオ州コロンバスで前日練習を行なった。6日のメキシコ戦で途中出場だったFW町野修斗は試合に向けて強い意欲を示した。
上写真=前日練習でランニングする町野修斗(写真◎青山知雄)
やり返すっていう熱い思い人よりもある
2022年9月23日、ドイツのデュッセルドルフで行われたアメリカ代表戦で町野修斗は後半開始からピッチに立った。同じ年の7月に開催されたE-1選手権ですでに代表デビューを飾っていたものの、世界の強豪国と対戦したのは、その試合が初めてだった。
果たして町野は自分の力不足を痛感することになった。
「僕が出た試合では、世界の壁を感じさせられた相手なので、やり返すっていう熱い思いが(他の)人よりはあるかもしれないです」
あれから3年を経て、再び対戦することになったアメリカ代表について聞かれたとき、きっぱりと言い切った。町野にはヨーロッパに渡り、自分自身を磨いてきた自負がある。
「日々、世界でやっている選手たちと今、こうやってブンデスでやれているんで、間違いなく前回よりは自信があります」
昨季はホルシュタイン・キールに所属し、ブンデスリーガで11ゴールをスコア。その実績が買われ、今夏には名門、ボルシアMGへ移籍を果たした。今こそ成長した自分を見せる時。
「(メキシコ戦ではシュートが)そんな多くなかった。チャンスがあったように見えて、シュートが少ないっていう中で、チームでもシュート打っていこうという話は出てたんで、打っていきたいです」
出場したら積極的にゴールを狙うと宣言。「あんまり形にはこだわってないんで、どんな形でも取れると思っているんで結果を残したい」。
町野にとっては、雪辱戦。アメリカ戦で真価を示す。
