日本代表FW細谷真大が鮮やかなゴールで勝利に貢献した。7月12日に韓国・龍仁ミル・スタジアムで行なわれたEAFF E-1サッカー選手権の中国戦で、前半に均衡を破る先制点。欲しかった結果を残したとはいえ満足することなく、優勝が懸かる韓国との最終戦に目を向けていた。

上写真=11分に先制点を決めた細谷(10番)は駆け寄ってきたチームメイトと喜びを分かち合った(写真◎Getty Images)

■2025年7月12日 E1選手権(@龍仁)
日本 2−0 中国
得点:(日)細谷真大、望月ヘンリー海輝

「練習でやっている形」

 立ち上がりから押し気味に進めた日本の先制点は11分。エリア外中央でMF田中聡の縦パスを受けた細谷が、トラップして右サイドに流れながら右足を振り抜いてゴール左に決めた。

 相手DFが寄せてくる前に決めた得点を「練習でやっている形だったので、うまく流し込めた」と振り返る。FWとして求められる結果を残したものの、90分までプレーしながら1得点のみに終わり、「早い時間帯に点を取れて、その後もチャンスがあったので、もっと取れたのかなと思う」と悔しさもにじませた。
 
 香港との初戦ではFWジャーメイン良が4得点の大暴れ。海外組不在の今大会、すべてのポジションで誰もが結果を残そうと必死で、1得点で満足しているわけにはいかない。
 
 2勝同士で迎える12日の韓国との最終戦は、優勝を懸けた直接対決。背番号10を背負うストライカーは「しっかり勝って優勝できるように頑張る」と決意を新たにしていた。


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