小川航基が2試合連続ゴールだ。10月10日の北中米ワールドカップアジア最終予選、アウェーでサウジアラビアと戦い、日本が2-0の勝利を収めた。アウェーでのこの試合では初めてとなる勝利をもぎ取った追加点を、「みんながいい動きをした」と喜んだ。

上写真=小川航基は終盤の苦しい時間には守備でも大きく貢献した(写真◎Getty Images)

■2024年10月10日 北中米W杯・アジア最終予選3節(観衆56,283人@ジッダ)
サウジアラビア 0-2 日本
得点:(日)鎌田大地、小川航基

「僕なんかまだまだ何もできてない」

「個人的にはゴールを決めること、試合を終わらせるつもりでゲームに入りました。森保監督や名波コーチからは前線での守備のハードワークとポストプレーをしっかりやるようにと」

 その通りの鮮やかなアクションだった。アウェーでの初勝利を、自らのヘッドでもぎ取った。交代出場からわずか5分後の81分、右からの伊東純也のCKを完璧なヘッドでゴール左に流し込み、スコアを2-0に動かした。

「日本には大きな選手もいて、中でそういう選手にマークが付いていて、僕にはマークが付いていなかったので、いいボールさえ来れば絶対に仕留められると感じていました。本当にみんながいい動きをして僕のスペースが空きました」

 このCKを獲得したのも小川自身。左から守田英正が右にサイドチェンジ、伊東が中に持ち出し、このボールを小川が思い切りシュート。DFに当たってゴールラインを割った。

 そして、前回のバーレーン戦に続いてのゴールでもある。

「でも、みんなが積み上げてきたものは計り知れないと思うし、僕なんかまだまだ何もできてないと思っています。これからが本当に勝負だと思うので、しっかりと次の試合の準備をしたい」

 自身の3試合連続ゴールと日本の4連勝のために、貢献するイメージはできている。


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