日本代表は13日、大阪市内で11月シリーズの活動をスタートさせた。川辺駿、伊藤敦樹が直前のリーグ戦で負傷して不参加となり、急きょ追加招集されたのが鹿島アントラーズの佐野海舟だ。佐野は初日から活動に参加。練習後に取材に応じた。

上写真=急きょ追加招集された佐野海舟だが、活動初日から参加し、汗を流した(写真◎毛受亮介)

日々の延長線上で選ばれたと思う

 歴史を振り返れば、過去に予選でチャンスをつかみ、力を示して代表に定着した選手は大勢いる。今回、そんな先人に続く機会を得たのが佐野海舟だ。川辺駿と伊藤敦樹が負傷により活動に参加できなくなったことで、追加招集された。

「自分ができることを日々やってきました。その延長線上で選ばれたと思うし、いつも通りじゃないですけど、いつも通りの自分を出せるようにやっていきたい」

 代表招集の知らせに「びっくりした」と本人は話したが、所属する鹿島の岩政大樹監督は代表入りの可能性に言及していた。昨季町田で際立ったパフォーマンスを披露し、今季からは鹿島のユニフォームに袖を通した。優れたボール回収能力と攻撃に転じた際のプレーの質の高さ、前に出ていく能力には目を見張るものがある。代表のボランチは激戦区だが、縦を意識したプレーが現在の代表チームでもベースになっている部分。

「自分はどちらかと言えば守備的な選手。そういうボール奪取だったり、そこから攻撃につなげるプレーは意識してやってきました。その上で中盤で剥がすドリブルだったりっていうのは意識しています」

 うまくフィットすれば佐野の持ち味が生きると同時に、プラスアルファをもたらす存在になるかもしれない。

「自分自身は選抜とかにも選ばれたことがほとんどないですし、初めての経験っていうのはありますけど、しっかりやりたい」

 初日から活動に参加する佐野に出場機会があるとすれば、海外組が来日直後の試合となる16日のミャンマー戦か。「チャンスはそう多くないと思います。自分でそこはつかみ取らないといけない。自分の特徴を出してやることが必要だと思っています」。ゲストで終わるつもりは毛頭ない。佐野が目指すのは、この11月シリーズで代表での一歩目を刻み、道を拓くことーー。


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