日本代表DF小川諒也が、6月9日にオンラインで報道陣の質問に答えた。11日のセルビア代表戦への意気込みや、左SBのポジションを争うDF長友佑都からのアドバイスなどについて語っている。

上写真=ここまでの2試合は途中出場の小川。左SBのポジション争いに挑んでいる(写真◎JMPA早浪章弘)

「すごく良い経験になっている」

 5月28日に海外組だけでカタールW杯2次予選のミャンマー戦を戦った日本代表は、国内組合流後の6月3日にU-24日本代表と対戦し、7日にはカタールW杯2次予選のタジキスタン戦を消化。今回の活動は残り2試合で、11日に親善試合でセルビア代表、15日にカタールW杯2次予選でキルギス代表と対戦する。

 宿泊先の食事会場でセルビア代表の試合映像を見たという小川は「体格の部分で日本人にはないところがあるし、(国内組合流後の)4試合の中で一番レベルが高い相手だと思う」とコメント。「かなり激しくなると思います」と試合展開を予想した。

 左SBはDF長友佑都、DF佐々木翔と合わせて3人が選ばれており、小川はU-24日本代表戦は長友、タジキスタン戦は佐々木との交代で、いずれも途中出場。より多くの出場機会を得るために必要なことを「練習から(自分の力を)見せていかなければいけない」と位置付け、「反省するところが多い2試合だった。もっと貪欲にいってもいいかなと思っている」と意気込みを語った。

 ただ、ライバルの長友からはアドバイスも受けており、「毎日の練習や、練習後のストレッチやジョギングのときに、いろいろ話をさせてもらっている」という。プレースピードや判断のスピードを上げる必要性や、「『トラップの前から、いろいろなビジョンを描いておかないと』と言われている」などの助言を得て「世界のレベルの話。すごく良い経験になっている」と感謝した。

 U-24日本代表戦、タジキスタン戦は多くの時間帯で主導権を握っていたが、セルビア戦は守備の時間が長くなることも考えられる。「競り合いでは負けられないし、1対1の場面が増えてくると思う」と出場時のプレーをイメージした小川は「攻め込まれたときに、どう対応していくか。センターバックやボランチと連係を取って守っていきたい」と堅守実現への思いを語った。


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