上写真=雪印メグミルク主催の「ミルクで元気! サッカーと食事 at こどもの国」に約80名の親子が参加。前半はサッカー体験、後半は食体験で「牛乳・乳製品がスポーツをする丈夫な体を作ること」を学んだ(写真:阿部卓功)
今回のイベントは、スポーツの楽しさを親子で体感してもらうのと同時に、スポーツを楽しむには健康な体が重要であることを伝えるために企画され、小学校低学年の子どもと保護者を合わせて80人が参加した。
まずはサッカー体験から始まり、元なでしこジャパンの宮間あやさんが先生役となってドリブルやシュートを指導。日本女子サッカー史上でも屈指と言われるテクニックは今も健在で、最後に行なわれたミニゲームで華麗なドリブルを披露すると、参加者たちからは歓声があがった。
サッカー体験が終了すると牛乳が提供され、参加者は健康な体を作るために欠かせないカルシウムを補給。雪印メグミルクの管理栄養士、矢野奈央子さんを交えたトークショーでは牛乳や乳製品の重要性について語られ、幼少期からチーズが大好物だったという宮間さんは、「体が大きくなかったので、体作りのことを考えて食べるものを選んでいた」と自身の過去を振り返った。
トークショーが終わるとミルククイズ大会が実施され、子どもたちは大盛り上がり。閉会式で「今年はオリンピックイヤーなので、なでしこジャパンの応援をぜひお願いします」と呼びかけた宮間さんはその後、家族ごとに記念撮影に応じるなど、最後までサービス精神旺盛に参加者たちと触れ合った。
なでしこジャパンの最新ユニフォームを着て参加した女の子には、ユニフォームにサインを書いて優しくハグする場面も。なでしこジャパンの一員として162試合に出場し、長く日本女子サッカー界をけん引した宮間さんは、「自分のことを知ってくれているのがうれしかった。女子サッカーの昔があって、今があるということを親御さんがきっと教えてくれたんだと思います」と感謝の気持ちを口にした。