ガイナーレ鳥取が12月26日、ファジアーノ岡山からFW松木駿之介(まつき・しゅんのすけ)、ジュビロ磐田からFW三木直土(みき・なおと)が、ともに完全移籍で加入すると発表した。どちらも2023年は他クラブに期限付き移籍してプレーしており、契約満了を経て新天地で再スタートを切る。

上写真=鳥取への加入が決まった松木(左)と三木(写真◎VERSPAH OITA、Fukushima United FC)

FW富樫との契約更新も発表

 1996年10月24日生まれ、神奈川県出身の松木は、青森山田高(青森)から慶応大に進み、卒業後の2019年に岡山に加入。21年途中からと22年途中からの二度にわたってJFLの鈴鹿ポイントゲッターズに期限付き移籍し、23年はシーズンの最初からJFLのヴェルスパ大分に期限付き移籍していた。守備網を突破する力強いプレーが持ち味で、23年はJFL27試合に出場して3得点を挙げている。

 2001年5月8日生まれ、三重県出身の三木は、ジュビロ磐田U-18から2020年にトップチームに昇格。21年までプレーしたのち、22年は当時J3の藤枝MYFCに育成型期限付き移籍。23年は福島ユナイテッドFCに期限付き移籍してプレーした。巧みな駆け引きで最終ラインの背後を取る動き、パンチのあるシュートを武器としている。
 
 23年シーズン限りで松木は岡山、三木は磐田を契約満了となり、鳥取で再スタートを切る。クラブを通じて2人が発表したコメントは以下のとおり。

●松木
「はじめまして。来季よりガイナーレ鳥取でプレーさせていただくことになりました、松木駿之介です。

 私のプレーを実際に見てオファーをくださったクラブに感謝しております。

 そして今、とても飢えています。このハングリーな気持ちをすべてクラブのためにぶつけたいと思っています。
 
『思いはピッチで表現する。』

 私が選手として大切にしていることです。

 日々感謝の気持ちを忘れず、クラブのために『謙虚に、熱く、フルファイト』することを誓います」

●三木
「次のシーズンでプロサッカー選手になってから5年目を迎えようとしています。

 この4年間たくさんの経験をしてきました。良いことも、悪いことも。ゴールを決め、勝利する最高の瞬間も、全く試合に関われない日々も、契約満了も味わいました。サッカーを続けるかどうかも悩む時期もありました。ただ心の火が消えることはなく、常に前だけを見て、やり続けてきました。

 そんな中で自分に手を差し伸べてくれた、このチームには感謝しかありません。

 これからもJリーグの舞台でサッカーができる喜びと感謝、覚悟を持ち、チームのため、そして自分自身のために、毎日を戦い抜きたいと思います。
 
 最後に、ガイナーレ鳥取のファン、サポーターの皆さん! ともに高みへ行きましょう! よろしくお願いします!」

 なお鳥取は同日、FC岐阜からから加入1年目のFW富樫佑太と来季の契約を更新したことも発表している。


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