ガイナーレ鳥取MF長谷川アーリアジャスールが、恩返しの思いを形にするイベントを12月28日と29日に開催する。契約満了・無所属の時期を経て契約に至ったクラブへの感謝とともに、ホームタウンの鳥取県の子どもたちを笑顔にするため、たくさんの企画を用意しているという。

上写真=自らの名前を冠したイベントのポスターを手に笑顔のアーリア。鳥取県内2カ所で12月28日と29日に実施する

12月28日に米子市、29日に鳥取市で

『TOTTORI SOCCER FESTIVAL 2023 -ARIA FOOTBALL PARK IN TOTTORIー SUPPORTED BY 鳥取ヤクルト販売』と名付けられた今回のイベントは、12月28日に鳥取県米子市の県立米子産業体育館、29日に鳥取市の鳥取市民体育館エネトピアアリーナで行なわれる。両日とも午前の部(10時~12時)は年長から小学2年生、午後の部(14時~16時)は小学3年生から6年生が対象。各回100人、計400人の子どもたちが参加する(すでに募集は締め切り)。

 このイベントは「鳥取県に恩返しがしたい、サッカー選手である私にできることがしたいという思いから企画しました」とアーリアは語る。

 2022年シーズン限りでFC町田ゼルビアとの契約が満了となったアーリアは、現役続行を目指したものの移籍先が見つからず、2023年シーズンが開幕しても無所属の状態が続いた。それでもあきらめず、東京都渋谷区を拠点に活動するSHIBUYA CITY FCの練習に参加しながら探し続けた結果、鳥取が獲得に名乗りを上げ、4月に加入が決定。主にボランチとして同年の明治安田生命J3リーグで21試合に出場、3得点を挙げる結果を残し、2024年シーズンの契約更新も発表されている。

 人口が日本一少ない鳥取県でのキャリアの再スタートを、アーリアは「小さい県だからこそ、人と人とのつながりや結びつきが強く、温かい皆さんに支えられてサッカーに打ち込むことができた」と振り返る。感謝の思いを示すため、加入後は毎回のホームゲームで、自身の背番号33にちなんで地元小学生チームの選手と保護者、引率者33人を招待する『ARIA SEAT(アーリアシート33』を実施してきた。
 
 さらにシーズンオフに、より多くの子どもたちに喜んでもらうべく奔走。チーム活動の合間を縫って鳥取県サッカー協会と打ち合わせを進めるだけでなく、自ら資料を持って地元企業に足を運び、鳥取ヤクルト販売をはじめとする多くの企業に協力してもらうことで、今回のイベント実施に至った。
 
 子どもたちの募集は締め切っているが、両日とも一般来場者の観覧が可能。アーリア以外に鳥取のDF増谷幸祐、DF田中恵太、MF世瀬啓人、DF坂本敬、FW吉井佑将も参加し、ミニサッカーゲームなどのサッカーイベントを実施する。アーリアは「このイベントで子どもたちにプロサッカー選手とふれあってもらい、スポーツの楽しさを知って、何かのきっかけになってくれたらうれしい」と語り、ホームタウンの子どもたちと直接交流できる機会を楽しみにしていた。

●イベント名
TOTTORI SOCCER FESTIVAL 2023 -ARIA FOOTBALL PARK IN TOTTORIー SUPPORTED BY 鳥取ヤクルト販売

●主催
一般財団法人鳥取県サッカー協会

●共催
長谷川アーリアジャスール
株式会社HAJ

●協力
株式会社SC鳥取


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