ガイナーレ鳥取が、MF小田垣旋(おだがき・めぐる)の完全移籍での加入を発表した。ガンバ大阪のアカデミー出身で、高校卒業後にドイツ4部リーグなどでプレー。5年半を経て帰国し、Jクラブに加入することになった。

上写真=完全移籍での加入が決まり、すでにチーム練習に合流している小田垣(写真◎GAINARE TOTTORI)

「チームに貢献できるように」

 1997年5月23日生まれ、大阪府出身の24歳の小田垣は、富田林常盤FC、EXE’90FCジュニアを経て、G大阪ジュニアユースに加入。G大阪ユースでプレーした高校卒業後はドイツに渡り、同国4部リーグのアレマニア・アーヘン、5部のFCヴィクトリア08アルノルトシュヴァイラーなどでプレーした。

 現地で5年半プレーしたのち、同4部のSVベルギッシュ・グラードバッハ09からの完全移籍で鳥取加入が決まった。165センチ・62キロのアタッカーで、鳥取の吉野智行強化部長は「中盤の間でパスを受けたり、裏のスペースに抜けたりするなど、足が止まらない選手。技術レベルが高く、ドイツでプレーしていたこともあり、相手の懐に入っていくのがうまい」と評している。

 小田垣はクラブを通じて「このたび、ガイナーレ鳥取でプレーすることになりました。途中入団ということもあり、難しい部分もありますが、いち早くチームになじみ、そしてサポーターの皆様にも名前を覚えてもらえればと思います」とコメント。「これまでドイツで5年半ほどプレーしてきた経験を生かし、ピッチ内外ともに魅力ある選手として、チームに貢献できるように努めていこうと思います。応援よろしくお願いします」と決意を述べている。

 背番号は27番。すでにチーム練習に合流しており、手続きが予定通りに進めば、9月11日の明治安田生命J3リーグ第18節・FC岐阜戦から出場が可能となる。


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