11月29日、鹿島アントラーズの中後雅喜監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ第29節(延期試合)の京都サンガF.C.戦で引き分けに終わり、2試合未勝利となった。次は30日にヨドコウ桜スタジアムで第37節セレッソ大阪戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう中後雅喜監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
C大阪の印象。「攻守にわたって組織的にプレーするチーム」
インターナショナルマッチウィークの11月17日に開催された第29節延期試合の京都戦では得点チャンスを物にできず、スコアレスドローに終わった。その前の第36節名古屋戦に続き、2試合続けて無得点。中後雅喜監督体制で1勝3分けと勝ち切れない戦いが続いている。そんななか、30日の今節ではアウェーでのC大阪戦に臨む。
「(C大阪は)前線に得点能力の高い選手がいたり、個で(相手を)はがせる選手がいたり、チームとしても攻守にわたって組織的にプレーするチームです。自分たちもそういう相手に対して、何をすべきなのかということをしっかり整理してきました」
試合前日の29日にオンライン取材に応じた中後雅喜監督は、そのようにC大阪の印象を話す。AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得のために、今節こそは勝ち点3を取りたい一戦。第35節川崎F戦のように、攻守に躍動した戦いを見せたいところだ。
「残りは2試合あります。まずはアウェーでしっかりと勝ってホーム(最終節)に戻ってこられるように、試合の入りから全員で100パーセントの力で戦いたいと思います」
中後監督率いる鹿島が、ヨドコウ桜スタジアムで3試合ぶりの白星を狙う。