10月31日、鹿島アントラーズの中後雅喜監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームは新体制での初陣となったホームでのJ1リーグ前節アビスパ福岡戦でスコアレスドローに終わり、前々節から連勝とはならなかった。次は11月1日にUvanceとどろきスタジアムby Fujitsuでの第35節川崎フロンターレ戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう中後雅喜監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「アグレッシブに戦うことが勝利につながる」
鹿島はランコ・ポポヴィッチ前監督から中後雅喜監督体制へと移行したものの、10月19日のリーグ戦前節福岡戦はホームでスコアレスドローに終わった。逆転優勝やAFCチャンピオンズリーグへの出場権獲得に向けて上位チームに追いつき、追い越したいなかでの手痛い引き分けとなり、上位4チームより試合数が少ないながらも現時点で5位に甘んじている。今節は2試合ぶりの勝ち点3獲得を目指し、川崎F戦に臨む。
「(川崎Fは)非常に力のあるチーム。攻撃力が非常に高くて、個の能力も非常に高い選手が多いです。そういう相手に対して、自分たちがしっかりと粘り強く戦うことは、当然守備では必要ですし、勝つためにはやはり点を取れなければいけないので、アグレッシブに戦えればと思っています」
試合前日の10月31日にオンライン取材に応じた中後監督は、そのように川崎Fの印象を話す。11月1日の金曜に開催されるナイトゲームを制し、終盤戦に向けて勢いをつかみたいところだ。
「まずはしっかりと勝ち点3を取れるように。僕自身もそうですけれど、選手も含めてチーム全員、やはり勝利が欲しいゲームになります。アウェーですけれど、アグレッシブに戦うことが勝利につながると思っています」
中後監督率いる鹿島が、アウェーの地で川崎F撃破に挑む。