サンフレッチェ広島とシュツットガルト(ドイツ)が対戦する8月1日の『Jリーグインターナショナルシリーズ2024』を前に、7月31日に前日会見が行なわれた。両チームの監督とキャプテンが出席し、会場となるエディオンピースウイング広島(Eピース)で意気込みを語っている。

上写真=Eピースで行なわれた前日会見。左から佐々木、スキッベ監督、ヘーネス監督、カラソル(写真◎石倉利英)

「素晴らしい経験になる」

 明治安田J1リーグが中断期間に入っている現在、欧州各国のクラブが来日して親善試合を行なっている。『Jリーグインターナショナルシリーズ2024』で来日したシュツットガルトは、7月28日に京都サンガF.C.と対戦して5-3で勝利。8月1日の広島戦を前にした前日会見には、広島のミヒャエル・スキッベ監督とキャプテンのDF佐々木翔、シュツットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督とキャプテンのMFアタカン・カラゾルが出席した。

 最初に「コンニチワ」と日本語であいさつしたヘーネス監督は、「この素晴らしい機会に試合ができることを本当にうれしく思っている。まだ(新シーズンに向けた)準備期間中だが、準備や結果も含め、いろいろなテストができると思うので楽しみにしている」とコメント。カラゾルは「京都との試合では非常に良い経験ができた。(0-3から5得点を奪った)後半に見せることができた自分たちの力を、広島戦でもしっかり見せたいと思っている」と語った。

 母国のクラブとの対戦となるスキッベ監督は「来てくれたことを非常にうれしく思っているし、心から歓迎したい。ドイツの強いクラブと対戦できることは我々にとって、特に選手にとって素晴らしい経験になる」と強調。佐々木は「ドイツのようなサイズがある選手と試合ができることは、日本では、なかなか経験できることではない。結果にこだわって、良い試合ができたら」と意気込んだ。

 試合はEピースで8月1日18時30分キックオフ。広島は8月7日に再開するJ1リーグ以降のシーズン終盤に向けて、シュツットガルトは2024-25シーズンに向けて、どんな戦いが繰り広げられるのか注目される。

取材・写真◎石倉利英


This article is a sponsored article by
''.