7月19日、鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1リーグ前節の横浜F・マリノス戦に敗れ、首位と勝ち点差「8」の4位に後退。次は20日に茨城県立カシマサッカースタジアムでのJ1リーグ第24節FC東京戦を戦う。
上写真＝鹿島アントラーズのトレーニングを行なうランコ・ポポヴィッチ監督（写真◎KASHIMA ANTLERS）
「FC東京も非常に危険なチームです」
痛恨の敗戦となった。前節はアウェーの日産スタジアムで横浜FMに1-4と大敗し、首位町田との勝ち点差が「8」に広がった。G大阪（2位）、神戸（3位）にも抜かれて4位後退。シーズン後半戦に入り、優勝を狙ううえで手痛い結果となった。
それでも、再び上位陣を追走するために7月20日の今節はFC東京から勝ち点3獲得を狙う。15日にはベルギーのOHルーヴェンから三竿健斗が完全移籍で加入することが決まり、新たな戦力とともに巻き返しを図る。
「（今節の相手である）FC東京も非常に危険なチームですし、素早くゴールに迫ってくるチームでもあります」
試合前日の19日にオンライン取材に応じたランコ・ポポヴィッチ監督は、そのようにFC東京の印象を話す。約2週間半のリーグ戦中断を前に、ホームで勝利を挙げて深紅のファン・サポーターと喜びを分かち合いたいところだ。
「自分たちが勝つ確率を上げるためには、迷うことなく自分たちの積み上げたことをやること、自分の最大値を発揮すること以外にないと思っています。あとは、より勝利に対してハングリーになること。ファイティングスピリットをしっかりと持って戦わなければいけません。今まで以上にメンタリティーの部分でも勝利に対してよりどん欲に戦っていくことが必要だと思います」
ポポヴィッチ監督率いる鹿島が、“本拠地カシマ”でFC東京を迎え撃つ。
