5月24日、鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督が練習後のオンライン取材に応じた。チームはリーグ戦では2連勝中と好調なものの、JリーグYBCルヴァンカップからは敗退となった。次は25日に札幌ドームでのJ1リーグ第16節北海道コンサドーレ札幌戦を戦う。
上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なうランコ・ポポヴィッチ監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)
「“タイトル”を口にするのならば、それ以上の姿勢を見せて戦う必要があります」
リーグ戦では5月負けなし。しかし、5月22日のJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦町田戦では敵地で完敗し、敗退となった。それから中2日で迎えるのは、再びアウェーでの札幌戦。連戦のなかでも勝利をつかみ、首位町田を追いかけたいところだ。
「(札幌は)長い間、同じ監督のもとでチームづくりを行なっていることはアドバンテージだと思います。同じメンバーで戦い、そして積み上げがあることもアドバンテージです。もちろん、他のチームと同じようにリスペクトを持って戦わなければいけないチームだと思っています」
試合前日の24日にオンライン取材に応じたランコ・ポポヴィッチ監督は、そのように札幌の印象を話す。リーグ戦のタイトル獲得を目指すためにも勝ち点3をつかみ取りたい一戦に全力を注ぐ。
「(連勝した)広島戦、神戸戦では我々の選手たちがトップレベルの姿勢や強度、一体感を見せてくれました。(札幌戦では)それ以上のものを見せる必要があると考えています。我々がチャンピオンになりたいのならば、“タイトル”を口にするのならば、そのような姿勢をゆるめることなく、それ以上の姿勢を見せて一戦一戦を戦う必要があります。前々節、前節で見せた全員で一つになって戦う姿勢、責任感を持って戦うことをこの試合でも徹底して見せていけるかがすごく大事です」
ポポヴィッチ監督率いる鹿島が北の大地でチームの真価を示す。