サンフレッチェ広島が2024年シーズンからホームとして使用する『エディオンピースウイング広島』が、1月31日に報道陣に公開された。サッカースタジアムでは中四国最大級となる座席数に加え、ショップやミュージアム、スタジアムグルメなども充実している新スタジアムの全貌が明らかになっている。

上写真=報道陣に公開されたエディオンピースウイング広島の内部。2月1日に開業する(写真◎石倉利英)

こけら落としは2月10日

 サンフレッチェは長年、エディオンスタジアム広島(旧・広島ビッグアーチ)をホームとして戦ってきたが、2012年のJ1初優勝を機に、よりアクセスの良い場所へのサッカースタジアム建設の機運が高まった。候補地選定などの紆余曲折を経て、19年2月に広島市中心部の中央公園広場を最終候補地とすることが決定。22年2月に着工、23年12月に完成し、1月31日に竣工式が行なわれるとともに、内部が報道陣に公開された。

 地上7階建て、座席数はサッカースタジアムでは中四国最大級となる2万8520席。広島市中心部の原爆ドームから徒歩8分という『まちなか』に位置している。体験型の『広島サッカーミュージアム』や、新設のサッカースタジアムでは日本で初めてファナティクス・ジャパンと共同運営し、クラブグッズや広島県の特産品など、幅広いラインナップをそろえる『ピースウイングオフィシャルストア』を併設。Jクラブで初めてエームサービスと包括契約を締結し、世界をテーマにしたメニューを提供するスタジアムグルメも用意されている。

 観客席には各種ラウンジやボックスシートなどのほか、テーブル付きの『カウンターシート』や『テーブルテラス』など、全13種類のバラエティーシートを用意。各種ラウンジやボックスシートなども含め、Jクラブ最大級の42席種が展開されている。

 2月1日に開業し、2月10日(土)14時から行なわれるプレシーズンマッチ・ガンバ大阪戦が、こけら落としの一戦に。2月23日(金・祝)14時からの明治安田生命J1リーグ開幕戦・浦和レッズ戦から、新スタジアムでの戦いがスタートする。

取材・写真◎石倉利英


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