10月26日、鹿島アントラーズの松村優太が練習後のオンライン取材に応じた。東京・国立競技場で行なわれたJ1リーグ前節はヴィッセル神戸に1-3で敗れ、今季のリーグ優勝の可能性が潰えた。次は28日にホームのカシマスタジアムでJ1リーグ第31節浦和レッズ戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう松村優太(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「このクラブの歴史上、一番負けてはいけない相手」

 10月21日、東京・国立競技場で首位神戸に苦杯をなめさせられ、今季の無冠が確定した。9月16日のC大阪戦に勝利してから1カ月以上も勝利から遠ざかるなど、苦しい戦いが続いている。神戸戦でも3点を先行される展開を強いられたが、深紅に染まるスタンドの前で背番号「27」が一矢報いた。

「(神戸戦は)もう終わったことなので。そこで自分たちがタイトルを失ったのは大きなことですけれど、あと4試合あるので、その全試合に勝っていくことが大事になります」

 26日にオンライン取材に応じた松村優太は神戸戦の敗北を重く受け止めつつも、すでに次戦を見据える。次はホーム・カシマスタジアムでの浦和戦。自らのゴールでチームに勝利をもたらすべく、浦和戦でも前へ、前へと突き進む。

「このクラブの歴史上、(浦和は)一番負けてはいけない相手だという認識を持っているので、その試合に懸ける思いは僕自身も含め、チームとして強い。まだACL(出場権)という目標がある限り、僕たちは戦いますので、(ファン・サポーターも)一緒に戦ってくれたらありがたいです」

 ディープレッドの韋駄天が、そのスピードと攻撃力で深紅のイレブンを牽引する。


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