6月23日、鹿島アントラーズの岩政大樹監督が練習後のオンライン取材に応じた。18日にはルヴァンカッププライムステージ進出を果たし、3つのタイトル獲得への望みをつないだ。次は24日に敵地パナソニックスタジアム吹田でJ1リーグ第18節ガンバ大阪戦を戦う。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう岩政大樹監督(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「7月の中断期間まで、うちはアウェー戦が多い日程になります」

 インターナショナルマッチウィークが終わり、2週間ぶりにJ1リーグ戦が再開される。鹿島は中断期間中の6月18日に行なわれたルヴァンカップグループステージ最終節で新潟を破り、他会場の結果も相まってプライムステージ(決勝トーナメント)進出を決めた。“山あり谷あり”の今季前半戦を終え、リーグ戦、天皇杯、そしてルヴァンカップの3つのタイトル獲得を目指してシーズン後半戦の戦いに臨む。まずは敵地パナソニックスタジアム吹田でG大阪と相対する。

「(最近のG大阪は)ダイレクトなプレーが増えたり、背後への抜け出しが増えたり、ゴール前へ入っていく人数が増えたりと意識づけのところで変わっているのでしょうが、戦術的なところは(以前と)ほぼ同じかなと思っています」

 23日にオンライン取材に応じた岩政大樹監督は、そのようにG大阪の印象を話す。ホームのカシマスタジアムで対戦した第10節では4-0と快勝したが、G大阪はここまでリーグ戦3連勝、さらにはルヴァンカップでもC大阪を破って8強入りするなど勢いに乗っているだけに侮れない相手だ。

「7月の中断期間まで、うちはアウェー戦が多い日程になりますので、厳しい戦いが続くと思いますけれど1試合1試合、死に物狂いで勝ち点を拾って、上を目指していきたい。(G大阪戦は)その一発目ということで、良いスタートを切りたいです」

 シーズン後半戦のスタートを勝利で飾るべく、岩政監督率いる鹿島が吹田の地に乗り込む。


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