9月5日、鹿島アントラーズの樋口雄太が練習後のオンライン取材に応じた。チームはJ1第28節浦和レッズ戦に引き分け、岩政大樹監督体制になってから1勝2分け1敗となかなか勝利を重ねられない。次は7日に敵地での天皇杯準々決勝ヴィッセル神戸戦に臨む。

上写真=鹿島アントラーズのトレーニングを行なう樋口雄太(写真◎KASHIMA ANTLERS)

「必ず先制点が大事になってくる」

 リーグ戦では思うように勝ち点3を手にすることができず、8月に岩政大樹監督体制になってから1勝2分け1敗。リーグタイトル奪還を目指した今季だが、首位の広島との勝ち点差も「5」に広がった。そんな中、次は天皇杯のタイトルを懸けて9月7日にノエビアスタジアム神戸で神戸との準々決勝を迎える。

「まず、アウェーで戦うということで、かなりのパワーが必要な試合になると思います」

 鹿島の樋口雄太はそのように神戸戦を見据える。ノエビアスタジアム神戸は敵地ではあるものの、今季のリーグ戦でも勝利を収めているスタジアムだ。天皇杯のタイトル獲得に向け、敵地での一戦で必勝を期す。

「必ず先制点が大事になってくるので、そこに向けてしっかりと準備していきたいと思います」

 鹿島の中盤で存在感を放つ背番号「14」が、天皇杯ベスト4へとチームを牽引する。


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